
こんにちは髪物語ラボです。
この髪物語ラボでは【美容を日常に♪】をテーマに美容全般に皆様のお役にたつ情報を発信しています。
是非最後までご覧になってください。

お風呂上がり、ついつい髪を乾かすのが面倒で放置してしまう…。そんな日もありますよね。
実はこの習慣、髪の美しさを大きく左右する“別れ道”に…。髪は濡れているとき、非常に繊細で無防備。自然乾燥を続けると枝毛・抜け毛・うねりの原因に。
今回は乾かす事から始まる美髪ケアについて解説していきたいと思います。
是非参考にしてみてください。
なぜ濡れたままだと傷むのか?

髪の毛は「ケラチン」というたんぱく質からできており、その内部では水素結合という結びつきが髪の形や強さに大きく関わっています。
髪が水に濡れると髪を形づける「水素結合」が切れ、乾くとまた結合します。
簡単に言うと、水や湿気によって簡単に切れたり再結合したりする繊細な結合のこと。濡れている間はこの結合が切れたままの状態になっており、髪は非常に柔らかく、ダメージを受けやすくなっています。

また髪の表面を鱗状に覆い守るキューティクルも水に濡れるとこのように広がるのでこのままで過ごす時間が長くなるほど髪内部の水分が過度に流出し、キューティクルがはがれたりと髪のダメージを引き起こしてしまいます。
美髪の基本は丁寧な乾かし方

お風呂から上がるとテレビも観たいし、溜まっていた家事もしてしまいたい。そんな気持ちよくわかります…。ただ濡れた状態で変に型がついてしまうとそのまま結合されてしまうので寝癖につながったり、髪のまとまりが悪くなってしまうのでやめましょう。
お風呂からあがったらまずタオルドライ!
- ゴシゴシこすらず、優しく水分を吸い取ります。
- 毛先は特に傷みやすいためタオルで軽く包み込みます。
- マイクロファイバー素材のタオルは吸水力が高く時短に◎
洗い流さないトリートメントを塗って熱ダメージから守りましょう。
- オイルタイプ:乾燥・パサつきが気になる方に
- ミルクタイプ:ダメージが強めの方に
- ミストタイプ:軽めの仕上がりがいい方に
ドライヤーをかける時も順番を意識してみましょう。
- 頭皮を乾かすイメージで根元に風をあてると
- 髪の中間→毛先へ
- 8割ほど乾いたら最後は冷風で締めます。
髪を乾かすと切れていた水素結合が再び結び直されます。これが髪の形をセットする仕組みでもあるためブローやくせづけも乾かしながら行う事がとても重要なのです。
ひと手間が明日を変える!

ヘアケアは高価なトリートメントやヘアケア商品だけで成り立つものではありません。毎日の「髪を丁寧に乾かす」という行動が美髪への近道です。
水素結合の仕組みを知ることでヘアドライの大切さを知っていただけたのではないでしょうか?
今日からは朝のヘアセットの時短、キレイな髪を保つためにもできるだけ早くドライをして「未来のためのケア」として乾かす時間をぜひ大切にしてみてくださいね。
是非今回の内容もお役に立てればと思います。
次回の投稿もお楽しみに〜♪
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